めだかってさ・・・ メダカ・・・そうです。あのメダカです。 童謡「めだかの学校」とか、 欽ドンの「♪♪メダカ−の兄弟は川の中っ。(←古い?)」って歌に出てくる あのお魚さんです。 実は貴重な魚・・・ めだかというのは、鮭などのように川から川・海へと動き回る生き物ではありません。 そのため個々の川で独自の進化を遂げることになります。 その土地に特有のめだかが生息しており、 DNA も少しずつ違っていたり、形や色が変わったものが多いのです。 実に多種多様な生き物。 ところが近年、環境条件の悪化などから、 この貴重な生き物である野生のめだかが絶滅しかかっています。 商業価値はほとんどないため、軽んじられてしまっていました。 最近は環境問題を考えて様々な活動がなされるようになり、 野生のめだかに関しても、めだかサミットが開かれるなど、 徐々にではありますが、種の保存に向けた活動が始められています。 見つかっちゃったんですよ・・・ さてさて、わが故郷、神奈川県藤沢市の東部を流れている境川。 当然この川にも、昔は独自のめだかがいたはずなのですが、 何せ汚い川だし、もう滅んだものとされていたらしい。 ところが(と言っては失礼ですね)、 旧境川跡にある蓮池と言う池から持ち帰ったメダカが、 蓮池近所の池田さん宅の池でスイスイ泳いでいたことが発覚しました。 神奈川県の水産総合研究所で調べた結果境川水系独自のメダカとわかり、 「藤沢メダカ」と名付けられましたとさ。 ガキの頃はこの川独自のメダカなんて、考えもしませんでしたね。 いやぁ、蓮池ではよくザリガニ捕っていました(^^ゞ |